吉備の里は約40年の歴史を持ち、吉備中央町の障害福祉に根付いてきました。私自身、小学生の頃に吉備の里との交流事業を通じて「この人たちはどうやって生活しているのだろう？」と関心を持ったことが、障害福祉に興味を持つきっかけでした。就職を考えたとき、福祉の仕事に興味があったこと、そして「地元である吉備中央町に貢献できる仕事がしたい」という思いから吉備の里に入社しました。しかし、実際に働いてみると、十人十色の障害や個性を持つ利用者の方々とどのように接するべきか悩み、何度も壁にぶつかりました。
そんな中、吉備の里には経験豊富な先輩方が多く、どんな悩みにも耳を傾けてくれる環境が整っています。支援の中で「どうして伝えたいことが伝わらないのか」と苦悩することもありましたが、「（職員の思いを伝える際に）利用者の方お一人おひとりに対して、支援者がどのように工夫や配慮をすれば良いのか」と視点を変え、試行錯誤を重ねることで手ごたえを感じられる瞬間が少しずつ増えていきました。また、福祉の仕事を通じて得た考え方や視点は、職場だけでなく日常生活の些細な場面でも活かされ、自分自身の成長を実感することができます。様々な人と関わることで視野が広がり、「一皮むけたな」と思う瞬間も増えました。
世の中には、少しの手助けや知恵があれば自立し、社会生活を送ることができる人がたくさんおられます。吉備の里では、利用者の方々の自立や社会生活を支援しながら、職員自身も学び、成長できる環境があります。利用者お一人おひとりと向き合うことは容易ではありませんが、支援を通じて得られる喜びや学びは、何物にも代えがたいものです。私は、吉備の里での仕事を通して、障害福祉の大切さがより多くの人に知られ、支援が広がっていくことを願いながら、日々励んでいます。
のびしろいっぱいのこの町と吉備の里で、ぜひ私たちと一緒に「可能性への挑戦」をしてみませんか？

吉備の里チャレンジ
山本優作

吉備の里のあたたかな日常を感じてみませんか？
吉備の里では、福祉の仕事に関心のある方を対象に、随時施設見学を行っています。
利用者さんの笑顔あふれる日常や、職員が支える現場の雰囲気を直接感じていただけるチャンスです。

「どんな仕事をするんだろう？」
「職場の雰囲気は？」
「自分にできることがあるのかな？」

そんな疑問や不安に、実際の現場を見ながらお応えします。
ご希望に応じて、無料送迎サービスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
まずは一歩踏み出して、未来の自分を想像してみませんか？
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