先輩インタビュー

黒田 倫

黒田 倫

吉備の里ひなぎく
目標工賃達成指導員・職業指導員 技師
2022年入職

Q.吉備の里で働こうと決めた理由を教えてください。

高校生の頃、福祉コースに所属していたことがきっかけとなり、福祉の仕事に興味を持ちました。そして障害者福祉授業の、実習先のひとつとして訪れたのが吉備の里でした。実習中、緊張している私に明るく接してくださった職員の皆さんをみて、「この人みたいになりたい」と思いました。

Q.仕事のやりがいを教えてください

利用者さんがスキルアップしていく過程に立ち会えることが一番のやりがいです。職員一丸となり、小さい目標を着実にクリアしていき、やがて大きな目標に挑む利用者さんをサポートします。順調にいかないこともありますが、私たちのサポートが利用者さんにとっていい結果になった時は、「頑張ってよかった」と感じます。

Q.日々の業務内容と、大切にしていることはどんなことですか?

「オンとオフ」を大切にしています。ひなぎくは外部の飲食店等で使用するおしぼりを生産しています。そのため、おしぼりの不良や異物混入には職員が目を光らせています。オンの作業中は不良品に対して厳しく、オフの作業時間外は明るく楽しく利用者さんと接することを心がけています。

Q.吉備の里の魅力を教えてください。

職場の雰囲気が明るく、職員同士の人間関係が良好なところです。少人数の職員で多くの利用者さんの対応を行っていることがチームワークを生みだし、小さな悩みでも相談しやすい環境が整っています。年齢関係なく職員同士の仲がとても良く、温かいと感じます。

Q.実際に働いて大変だったことはありますか?

教科書通りの支援ができなかったことです。私は大学で社会福祉を学んでいたため、ある程度は障害者福祉についての知識がありました。ですが実際に現場で働いてみると、教科書に書いてあることはあくまで一例でしかなく、多種多様の障害をもつ利用者さんの対応に悩むこともありました。それでも、積極的にコミュニケーションを取り続けたことにより、利用者さんの行動や癖を理解していきスムーズに支援を行う事ができるようになりました。

Q.最後に就職を考えている方へメッセージをお願いします。

実習経験や資格がなくても働けます。私は新型コロナウイルスの影響もあり、実習に行けず、大学在学中の資格取得ができなかったため就職に響かないか不安でしたが、先輩に「資格がなくても大丈夫ですよ」と言われ安心して働けると思いました。また、仕事をしながら様々な資格取得のできる研修への参加も可能なため、スキルアップの向上も期待できます。