先輩インタビュー

藤原 努
児童指導員 主幹
2014年入職
Q.吉備の里で働こうと決めた理由を教えてください。
「人のために何かする」ことが好きで、学生時代は教員を目指していました。実際に教育現場で働く中で、「障害福祉」について自身のスキルアップ(教育と福祉)のために実際の現場で学びたいと思い、障害福祉の世界に飛び込みました。もともとは障害福祉を数年教育で学んだ後に、教育現場に戻るつもりでしたが、吉備の里での仕事を通じて、「障害福祉」という仕事に大変やりがいを感じたことで、今に至ります。
Q.仕事のやりがいを教えてください
自分が行った支援やチームで行った支援の積み重ねから、結果的に利用者さん・利用児さんの「できた」が増え、ご本人の困り感が軽減され、「自立」につながっていくこの過程、その方の人生の一部に携わらせていただくことは、とてもやりがいを感じることだと思います。
Q.日々の業務の中で大切にしていることはどんなことですか?
現在は就学前のお子さんから高校生までの療育を担当しています。定期的な人事異動があるため、これまでに成人の方からお子さんまでたくさんの方のケースを担当させていただきました。その際「受容・共感・優しさ」を大切に、利用者さんや利用児さん、ご家族に接するよう心がけています。また入職当時は自分の仕事に必死でしたが、現在はリーダーとして「チームで動く」ために、職員間の情報共有を円滑に行うためにはどうしたらよいか、チームで支援するためにはどうしたらよいか等、常に考えながら業務にあたっています。
Q.吉備の里の魅力を教えてください。
2024年度より法人内で児童分野が事業化され、大人から子どもまで幅広く経験できる職場となりました。自己のスキルアップにはもってこいだと感じます。また福利厚生面も整っており、家庭と仕事とのライフワークバランスもとりやすい環境だと思います。
Q.実際に働いて大変だったことはありますか?
対人援助の分野の仕事は「気持ち(感情)のコントロール」が常に求められると思います。人間ですから喜怒哀楽があります。仕事をする上でもどうしてもイライラの感情、悲しみの感情が内に出てくることがあります。長くこの仕事をさせていただく中で、この気持ちの揺れ動きをコントロールをすることは大変だな、と感じます。例えば「深呼吸をする」「誰かに相談する」など、自分なりの気持ちのコントロールの方法を見つけることも大切だと思います。
Q.最後に就職を考えている方へメッセージをお願いします。
仕事を通じて「人のために何かをしたい!」「誰かのために役立ちたい!」「自己成長を続けたい!」と感じている方にはもってこいの職場だと思います。一緒に働くスタッフの方々も温かく優しい方がたくさんおられます。自然もとても多く、通勤途中や仕事中にも四季折々の景色にも癒されますよ。あたたかな雰囲気の吉備の里でぜひ一緒に働きましょう!